PC修理に不可欠な事前準備まとめ

PCは、つい昨日まで正常に動作していたとしても、ある日突然調子が悪くなる事があります。ハードウェアの初期不良や経年劣化はもちろん、さまざまな要因で故障は発生します。自由にカスタマイズしたり、ソフトウェアをインストールして便利に利用できるのとは裏腹に、多岐にわたる環境から、原因の絞込みや究明が難しく、一度トラブルが発生すると、検証作業に熟練のプロであっても一定の時間を要します。 すべての部品がダメになり、新品に買い替えるしか方法が無い場合ならばいざ知らず、愛着のあるPCならば、なおさら、可能な限り修理をして大切に使いたいものですが、それを確実なものとするために、やっておきたい事があります。今回は、そんなPC修理に不可欠な事前準備について、考えていきます。

可能な限りデータをバックアップする

PCの中には、大切なデータが保存されており、メインドライブをフォーマットしてオペレーティングの再インストールをして、環境を再構築するのは大変な手間がかかります。修理の内容によっては、ディスクをフォーマットしなければ、検証作業が行えないケースもあります。 そのようなケースのために、可能な限りデータをUSBメモリや外付けハードディスクなど、外部のメディアに保存します。緊急時にフルバックアップをするためのメディアを用意するのが困難な場合は、メールアドレスとパスワードを含むメールクライアントの設定データや、ブラウザのブックマークなど、後から構築するのが面倒なデータだけでも保存します。仮にドライブが故障していたとしても、一部でも取り出すことができたなら、その後の環境構築の手間が、大きく変わってきます。

可能な限り原因を絞り込み確定する

自分でPC修理をする場合、せっかく修理用パーツを購入しても、それが原因では無かった場合、無駄な出費となってしまいます。メーカーや専門の業者に依頼するとしても、原因が絞り込めなければ、検証作業を丸投げする形となり、決して安くは無い検証作業料を支払う事になります。 重要なのは、その現象は再現性があるのか、それとも発生する場合と、しない場合があるのか、エラーメッセージは何を示しているのか等を絞り込む事で、それらが原因を究明する大きなヒントになります。再現性は、修理を依頼する際に、担当者の目の前で、何度試しても全く同じ現象が再現される事を証明する必要があります。トライアンドエラーを繰り返し、原因の究明を徹底的に行うのが、確実で迅速なPC修理へと繋がります。